
『ありがとうの反対は当たり前』
1つ前の#347で「お礼状」のことをお伝えしました。
ところで、お礼の「ありがとう」の反対語は何だと思いますか?
「嫌だ?」「嫌い?」「さようなら?」…
ちょっと想像しずらいですよね。
答えは「当たり前」。
「ありがとう」とは、もともと「有り難い」という言葉。
つまり「有る」ことが「難しい」ということです。
有ることが難しいのにそれが有る、なんて恵まれているんだ、という意味です。
なので反対語は、有ることがフツウということで、「当たり前」となるのです。
「当たり前」と思った時点で、感謝の気持ちは芽生えません。
だから「ありがとう」という言葉もでなくなります。
でも、「当たり前」のことなんて、そうあるものではありません。
なので、いつも「有る」ことが「難し」んだ、
私は恵まれている、
あぁ有り難い、
「ありがとう」、
と言葉にしましょう。
感謝の気持ちが人間関係を良き方向に向けてくれるはずです。