
【わざと借りをつくる】
貸す、借りる。
ビジネスでは、なるべく「貸す」、「貸しをつくる」方が有利になるというイメージがありますよね。
ビジネスに関わらず「貸し」を作っておくと気持ちの面でも主導権がにぎれると思いがちです。
反対に一般的には「借りをつくる」ことをなるべく避けようとします。
「貸す」の真逆で「借り」をつくると立場が弱くなると思われがちだからです。
でも、その「借り」を返すという行為は、あなたの人間性をアピールできるチャンスでもある、ということを覚えておきましょう。
むしろ一生懸命で印象的なお返しは、相手に対しての誠意が伝わります。
ひたむきな感謝の気持ちは相手の心を魅了します。
そしてそれが強固な信頼関係へとつながっていきます。
なので、借りをつくるということは、決して悪いことばかりではありません。
むしろその立場を有効活用してみましょう。
ひたむきに努力すればするほど、かならず信頼を獲得できるはずです。