
『商品価格は原価に対する正当性ではなく、機能に対する正当性で決定する』
「こんなのボッタクリじゃない?」
商品価格を決めるとき、こんなふうに思うことってありませんか?
でも「ボッタクリ」とは、何を基準にしているのでしょうか?
商品価格を決めるとき、どこからどこまでが「ボッタクリ」になるのでしょうか?
よくある考えのベースになるのは「原価」です。
「原価」に対してどれくらいの利益が載っているのか?という判断のしかたです。
でもあなたが買い物をするとき、その商品の「原価」を気にすることってどれくらいあるでしょうか?
そんなことよりも、その商品の機能から…
・時間が短縮できる
・手間がはぶける
・見た目が良くなる
・痛みがなくなる
・気分が良くなる
・他の人に喜ばれる
などのメリットを気にするはずです。
つまり、商品価格はその商品の原価に対する正当性で決めるのではなく、その商品の機能に対する正当性で決めるべきなのです。
「ボッタクリ」とは、そこに悪意があったり、機能に対して本来の価値以上の価格を求めることを意味します。
なので、商品価格は「原価」にとらわれすぎないように気をつけましょう。
本来の価値を堂々とお客さんからいただきましょう。