
【箸の上げ下ろしの間の心がけ】
先日、成功されている社長と一緒に食事をする機会がありました。
ふだんから、とても品格のある方だなと感じていましたが、それは食事のときによりいっそう際立つものでした。
よく、
「箸の上げ下ろしにまで口を入れる」
という慣用句があります。
いちいち小言の多い人のことを表現した言葉です。
しかし、そんな小言の多い人ですら何も言えないほど、箸の扱いが美しいのです。
まさに完璧な所作とでもいいましょうか。
そんなところかも、その方の品格の高さが伝わってきます。
とても自分自身を磨かれていらっしゃるという日々の鍛錬の姿が想像されます。
そんな姿からは、とうぜんのように「信頼できる人」という気持ちが芽生えます。
恐らく、初対面の人でもそれは感じ取れるはずです。
あなたは自分自身を磨かれているでしょうか?
それは、必ず「信頼」という形でフィードバックされますよ。