
天才と呼ばれたF1ドライバー「アイルトン・セナ」は、
平均速度200km/h(最高速度350km/h)のレースコースを
誰よりも熱心に歩いて下見をしていた、と言われています。
視点を実際のドライビングポジションにまで下げ、
微妙な路面のうねりやガードレールの切れ目を入念にチェックして、
ドライビングのプロセスをイメージしていたといいます。
他のスポーツなどでも、スピードを落としてゆったりとした速度で行う
基礎練習ってあったりしますよね?
速度を落とすことで基本の「型」にズレがないかを確認したりします。
仕事においても、これは気づきを与えてくれるきっかけになったりします。
あなたは、何かのお仕事のプロフェッショナルですよね?
でも、原点に戻って、じっくり基礎のおさらいをしていますか?
いつもサラッとやってしまっていることも、
じっくり、ゆっくり観察すると、意外な気づきに出会うことがあります。
だから上手くいかなくて、原因がわからない時、
それぞれのプロセスをゆっくり観察してみてください。
きっと何かが足りなかったり、無駄が多かったり、タイミングが悪かったり、
何か上手く行っていた時との違いがあるはずです。
ゆっくりだからこそ見えるコトがあるはずです。